ダビスタは「配合」と「血統」を理解することで、より一層面白さが増します。ここでは、生産で使う基本的なダビスタの配合であるインブリード(クロス)とアウトブリードの効果と発生条件、そして使いみちと効果的に使う方法を解説していきます。
インブリード(クロス)
「インブリード」とは、産駒が持つ血統内に同じ祖先が存在する場合の配合のことです。サラブレッドの血統においては、5代内に同じ祖先が重複している場合にインブリード、または「クロス」と言います。
クロスで成立可能な配合理論 | 効果 |
---|---|
完璧な配合 | 高 |
見事な配合 | ↑ |
よくできた配合 | ↓ |
危険な配合 | 低 |
面白い配合 | ★ |
ダビスタにおけるインブリード(クロス)の効果
- クロスする祖先馬が持つ因子の能力を強く産駒に伝える
- クロスが発生すると気性・体質はマイナス効果がでる
- 血が濃い(近い)クロスは「危険な配合」になり非常に体質の弱い馬になる可能性が高くなる
ダビスタのインブリード(クロス)の成立条件
クロスは種牡馬(父)と繁殖牝馬(母)の血統内に共通の祖先馬が存在する場合に成立します。クロス成立時は配合理論が同時に成立するとコメントが変化しますが、コメントの優先順位が決まっているので詳しくは以下記事をご覧ください。
ダビスタのインブリード(クロス)の使いみち
クロスは繁殖牝馬の能力に高く依存しますが、能力の低い繁殖牝馬からでも稀に爆発的な素質を持つ仔馬が生まれたりします。このため、序盤であれば初期牝馬から起点となる1代目を作る際や、継いだ繁殖牝馬の能力の底上げに活用するのがいいでしょう。代を引き継いでベースとなる繁殖牝馬の能力が上がったらクロスでも安定して強力な馬がでてくるので、その中でも能力が秀でている馬をBC(ブリーダーズカップ)に登録するなど〆として使う場合もあります。
クロスを効果的に使うためは、配合時に「見事な配合」と「面白い配合」を同時に成立させてできる「完璧な配合」などのダビスタ特有の配合理論を同時に成立させることがクロスの効果を高める大きなポイントとなります。配合理論の成立により気性・体質のマイナス効果を抑えることができ、良い部分だけを効果的に伸ばすことができます。
アウトブリード
「アウトブリード」はインブリードの反対で、5代内にクロスを持たない血統のことです。因子を引き継がない代わりに丈夫な馬が生まれやすくなっていますが、インブリードよりも能力アップ幅が狭いため突発的に能力を上げることはできません。
アウトブリードで同時に成立させられる配合理論 | 効果 |
---|---|
面白い配合 | ★ |
ダビスタにおけるアウトブリードの効果
- 丈夫な馬が生まれやすくなる
- 気性の良い馬が生まれやすくなる
- 安定した生産ができる
ダビスタのアウトブリード成立条件
アウトブリードは種牡馬(父)と繁殖牝馬(母)の血統内に共通の祖先馬がいない場合に成立します。
ダビスタのアウトブリードの使いみち
アウトブリードは突発的に能力が上がらない配合理論ですが名馬が生まれないわけではありません。基礎能力の高い繁殖牝馬と種付け料の安い種牡馬で安定した仔馬で賞金稼ぎに使う方法や、先を見越した血統において2代目・3代目と安定させる必要がある場合など、長く牧場を運営していく中では必要になる場面が多いです。
アウトブリードを効果的に使うには「サイアーエフェクト」を狙うことです。これが発生することでアウトブリードなのに父似や母似のクロスの効果を得られるため、うまく使えばどっちに似ても良い効果を得られる配合を狙うことが可能になります。
コメント
コメント一覧 (2件)
BCの結果を見てもアウトブリードの馬の方が結果残してるし、『インブリードよりも能力アップ幅が狭いため突発的に能力を上げることはできません』は検証してもないのに言うべきではないですね
すいません、初心者なのですが、サイアーエフェクトって何ですか?